やってしまった!オムツを洗濯機で洗ってしまった時のドラム式洗濯機の対処法

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マミー

しまった!
洗濯物を回したら、中から白いツブツブが…

こんな風にオムツを一緒に洗濯機で洗ってしまった、という経験はありませんか?

特にドラム式洗濯機の場合、構造が複雑なため、その後の掃除に途方に暮れてしまう方も多いでしょう。この記事では、そんな時に役立つ正しい対処法を詳しく解説します。

乾燥機をかけてしまった時のポリマーの取り方から、二度と同じ失敗をしないための対策まで、具体的なステップを網羅しました。この記事を最後まで読めば、あなたの洗濯機と洗濯物がきれいになり、同じ失敗を繰り返さずに済むでしょう。

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この記事はこんな人におすすめ!
  • オムツを洗濯してしまった直後の正しい対処法
  • ドラム式・縦型それぞれの洗濯機でのポリマー除去方法
  • 洗濯物や乾燥機についたポリマーの取り方
  • 再発防止のための予防策と日常的なお手入れ方法
目次

オムツを洗濯機で洗ってしまった!ドラム式洗濯機の正しい対処法

この章では、オムツを洗濯機で洗ってしまった後の緊急対処法について解説します。

洗濯機の中からオムツの残骸と白いゼリー状の粒々(ポリマー)が飛び散っているのを見た瞬間、思わず頭が真っ白になりますよね。

でも大丈夫。パニックになる必要はありません。
まずは深呼吸して落ち着き、洗濯機の電源を切ってふたを開け、状況を確認しましょう。

最初のこの冷静な行動が、後の掃除の手間をぐっと減らすポイントになります。

  • 洗濯機で洗ってしまった直後の行動
  • ポリマーの除去!洗濯槽についた白いツブツブの取り方
  • 乾燥機までかけてしまった場合の対処法
  • オムツのポリマーで排水口がつまった場合の裏ワザ
  • 縦型洗濯機でも使える共通の対処法

洗濯機で洗ってしまった直後の行動

オムツが洗濯機の中で破裂してしまったら、まずは電源を切り、洗濯槽の中の衣類をすべて取り出すことから始めましょう。

このとき注意したいのが、衣類に付着したポリマーを部屋にまき散らさないこと。取り出す前にビニール袋やバケツを用意し、そこへ一枚ずつ移していくと後片付けが格段に楽になります。床に落ちてしまうと細かいポリマーが広がり、掃除機や雑巾で回収する手間が増えてしまいます。

衣類を取り出したら、次は洗濯槽内に残ったポリマーの塊をできる範囲で手作業で取り除きます。このとき、絶対に排水口に流さないようにしてください。ポリマーは水を含むと何倍にも膨らむ性質があり、排水口や配管を詰まらせる原因になります。

大きな塊はティッシュペーパーやキッチンペーパーでつまんでゴミ袋へ。手早く取り除いておくことで、その後の掃除もぐっと楽になります。

ポリマーの除去!洗濯槽についた白いツブツブの取り方

洗濯槽にこびりついた白いゼリー状のポリマーは、そのまま放置すると故障の原因になることがあります。見つけたら、次の手順で丁寧に取り除きましょう。

  1. 水気を取る
     まずは雑巾やタオルで洗濯槽内の水分をしっかり拭き取ります。水分が残っているとポリマーが膨張し続けてしまうため、最初に水気を減らすことが大切です。
  2. 拭き取る
     湿らせた雑巾やキッチンペーパーを使って、洗濯槽の内壁、底のパルセーター(回転羽根)、ドアのパッキン部分など、ポリマーが付着している部分を丁寧に拭き取りましょう。
  3. 隙間を掃除する
     ドアのパッキンの隙間やパルセーターの奥など、手が届きにくい場所は古い歯ブラシや綿棒を使うと便利です。

なお、掃除機で吸い取るのは絶対にNGです。掃除機内でポリマーが水を吸って膨張し、故障の原因になります。

乾燥機までかけてしまった場合の対処法

オムツを誤って洗濯してしまったうえに、さらに乾燥機まで回してしまうと状況は一層厄介です。
乾燥の熱によってポリマーが溶け、洗濯槽や乾燥機内部にこびりついてしまうからです。こうなると、ただ拭き取るだけではきれいに取り除くのは難しくなります。

もし乾燥機までかけてしまったときは、次の手順で対処してみてください。

  • 洗濯機を冷ます:乾燥後の洗濯機や乾燥機内部は高温になっています。まずはしっかり冷ましてから作業を始めましょう。熱いまま掃除すると火傷の危険があるだけでなく、ポリマーがさらに固まってしまいます。
  • ヘラやカードで削り取る:十分に冷めたら、プラスチック製のヘラや不要なポイントカードを使って、こびりついたポリマーを少しずつ削り取ります。力を入れすぎると洗濯槽に傷がつくので注意してください。
  • アルコールで拭き取る:無水エタノールやアルコールティッシュを使って残ったポリマーを拭き取ります。アルコールにはポリマーを柔らかくする作用があるため、取り除きやすくなります。
  • 再度水洗いする:最後に、洗濯槽がきれいになったら空のまま「水洗いコース」を1回まわしましょう。このとき洗剤や柔軟剤は入れずに、すすぎだけ行うのがポイントです。

排水口がポリマーで詰まってしまったときの対処法

オムツのポリマーが大量に排水口へ流れてしまうと、詰まりの原因になります。そんな時、焦って水を流すのはNG。かえって詰まりを悪化させてしまう可能性があります。

もし詰まりが発生してしまったら、次の方法を試してみましょう。

専用のパイプクリーナーを使う
 市販のパイプクリーナーも有効です。必ず製品の使用方法に従って、正しく使いましょう。

熱湯を流す
 排水口に50〜60℃程度のお湯を少しずつ流し込みます。熱によってポリマーが柔らかくなり、溶けて流れやすくなることがあります。ただし、熱すぎるお湯は排水管を傷める恐れがあるので注意してください。

重曹とクエン酸を使う
 排水口に重曹を振りかけ、その上からクエン酸を溶かしたぬるま湯を注ぎます。発生する泡の力でポリマーが分解され、詰まりが解消されることがあります。

縦型洗濯機でも使える共通の対処法

この記事では主にドラム式洗濯機を前提に説明してきましたが、ここで紹介した方法の多くは縦型洗濯機でもそのまま応用できます

特に基本となるのは、まず電源を切ること。誤作動や感電を防ぐため、作業を始める前に必ず電源を落として安全を確保しましょう。次に、手でポリマーをできるだけ取り除くこと。洗濯槽の内側や衣類に付着したポリマーは、タイプに関係なく放置すると再び衣類に付着したり、排水不良の原因になります。

また、排水口のつまりへの対処法も共通です。熱湯や重曹+クエン酸、専用パイプクリーナーといった裏ワザは縦型でも同じように効果が期待できます。つまりが悪化すると排水が完全に止まってしまい、修理業者を呼ぶ必要が出てくることもあるので、早めの対処が大切です。

もちろん、ドラム式と縦型では構造に違いがあります。ドラム式は横回転で衣類を持ち上げて落とす方式、縦型は水を多めに使ってかくはんする方式なので、ポリマーの残り方や付着場所に差が出る場合もあります。しかし、**「安全を確保する → 取り除く → 排水をチェックする」**という基本の流れはどちらも同じです。

つまり、今回紹介した手順を覚えておけば、縦型洗濯機をお使いの方でも十分役立てることができます。

二度と失敗しない!オムツを洗濯機で洗ってしまった後のメンテナンス

この章では、二度と同じ失敗をしないための予防策と、洗濯物に付いたポリマーの対処法について解説します。

オムツの事故を防ぐためには、洗濯前のチェックを習慣づけることが最も重要です。また、もし付着してしまった場合も、焦らずに正しい方法でお手入れをすれば、洗濯物も洗濯機もきれいに保つことができます。

  • 洗濯物に残ったポリマーの取り方とそのまま干すことの危険性
  • オムツを洗濯してしまった洗濯物はもう一度洗うべき?
  • 洗濯槽をきれいに保つための洗濯機クリーナー活用法
  • なぜ柔軟剤は使ってはいけないのか
  • これで安心!オムツをドラム式の洗濯機で洗ってしまった後の総まとめ

洗濯物に残ったポリマーの取り方と、そのまま干す危険性

洗濯槽から衣類を取り出したとき、服やタオルに白いツブツブがたくさん付いていることがあります。これはオムツの中身である高分子吸水ポリマーです。見た目は無害そうに見えますが、そのまま干してしまうのは絶対にNG

乾燥して固まってしまうと、ポリマーが繊維に強く付着して落ちにくくなります。最悪の場合、ポリマーが繊維の奥に入り込んでしまい、再度の洗濯でも完全に取れず、衣類がゴワゴワになったり、着心地が悪くなることもあります。小さなお子さんが口に入れてしまうリスクもあるため、必ず取り除いてから干しましょう。

衣類に付着したポリマーは、以下の手順で取り除くのがおすすめです。

  • 再度すすぎ洗いをする:ある程度ポリマーを落としたら、仕上げに水だけで洗濯機のすすぎコースを回しましょう。残ったポリマーがきれいに流され、仕上がりもすっきりします。
  • 手で払い落とす:まずは屋外で衣類を軽く叩き、大きなポリマーを落とします。室内で叩くと床に散らばって掃除が大変になるので、外で行うのが安心です。
  • 粘着ローラーを使う:手では落としきれない細かいポリマーは、衣類用の粘着ローラーで取り除きます。毛玉取りやペットの毛取りにも使えるタイプが便利です。
  • 洗濯ブラシでかき出す:繊維の奥まで入り込んだポリマーは、洗濯用ブラシで優しくかき出すようにすると効果的。強くこすりすぎると生地を傷めるので、あくまで「なでるように」がポイントです。

オムツを洗ってしまった衣類はもう一度洗うべき?

オムツと一緒に洗ってしまった衣類には、細かいポリマーがびっしり付着していることがあります。そこで気になるのが「もう一度洗い直した方がいいの?」という点ですよね。結論から言うと、再度洗うことは可能ですが、いくつか注意点があります。

  1. 洗濯前にポリマーをできるだけ取り除く
     まずは前述の方法を使って、衣類についたポリマーをしっかり払い落としてください。ポリマーが残ったまま再度洗濯してしまうと、洗濯槽の中に再びポリマーが広がり、最初からやり直し…なんて二度手間になってしまいます。
  2. 洗剤は少量、または使わない
     もう一度洗う場合でも、洗剤はごく少量にとどめるか、使わないのがおすすめです。洗剤がポリマーと反応して、かえって落ちにくい汚れや固着を引き起こす可能性があるからです。
  3. すすぎを念入りに行う
     最後に、すすぎをしっかり行いましょう。ポリマーや洗剤の残りをしっかり洗い流すことで、衣類がすっきり仕上がります。念のため、すすぎコースを一回余分に回しておくと安心です。

衣類の状態によっては、すべてのポリマーを一度で取り切るのは難しい場合もあります。そんなときは、「落とす → すすぐ → また落とす」を繰り返すイメージで、焦らず少しずつきれいにしていくのがコツです。

まとめ

オムツを洗濯してしまうと、洗濯槽や衣類にポリマーが散らばって大惨事…

ですが、焦らず順番に対処すれば大丈夫です。まずは衣類を取り出してポリマーをできるだけ払い落とし、洗濯槽は「すすぎ→脱水」を数回繰り返して内部をきれいにしましょう。その後、フィルターや排水口の掃除も忘れずに。仕上げに洗濯槽クリーナーで内部をリセットしておくと安心です。

再発防止には「洗濯前の中身チェック」を習慣にするのが一番。特に赤ちゃんの服やタオルをまとめて洗うときは、オムツやティッシュが紛れていないか確認してから回すようにしましょう。ちょっとした心がけでトラブルは防げます。

マミー

私もやらかしたけど、ちゃんと直せました!次からは“チェックしてからスタート”が合言葉です!

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この記事を書いた人

東京の多摩地区で暮らす30代夫婦のブログです!
今年(2024年7月)に生まれた娘のぴっかの成長と共に、育児に有益な情報を発信していきます!

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